全体相場は乱高下しジェットコースターに乗っているかのようだ。日経平均株価1万8300円は大きな壁となった感が強い。七夕天井という言葉があるが、あと半年もしないうちにその答えも出てこよう。
国内大手証券では、1万6600円〜16800円が目先の底値ゾーン、大幅な反発は目先望めないと。またコンプライアンスの関係で新興市場の銘柄については見送りとしており、厳しい展開が続きそうだ。
何れにしても、今月10日ぐらいまでは、乱高下を覚悟すべきか?!第1四半期決算の発表が峠を越しお盆前にポジションの整理も終えるだろう。
ここから注目は、基本的に業績好調銘柄を物色することには変わりないが、原発関連に変わる大きなテーマが見当たらないこと、政局不安を考えると、訳あり銘柄の出番と思わざるを得ない。
ステンレス鋼線製造の日本精線<5659>(東1)は、特殊鋼大手の大同特殊鋼<5471>(東1)系という観点から5月9日に株マニにおいて注目したが、6月22日に三菱UFJ証券が投資判断を新規「1」、目標株価を1000円とした。そして、7月31日に第1四半期決算を発表、売上高が前年同期比29.1%増、経常利益が同67.4%増、純利益が同70.8%増と大幅増収増益となった。いよいよ4ケタ大台に向けて本格的にスタートした感がある。
以下注目時のコメント
大同特殊鋼が、ホンダ<7267>(東1)、スズキ<7269>(東1)、新日本製鐵<5401>(東1)、富士重工業<7270>(東1)の自動車大手4社に対し、出資を要請したことが7日わかったと一部マスコミが報じた。親密な安定株主を増やして敵対的な買収を防ぐ狙いだ。ホンダはすでに応じ、トヨタも前向きに検討する見通しという。
また、大同特殊鋼は3月30日に、持ち分法適用会社、日本精線が大同の子会社で同業の大同ステンレス(大阪府東大阪市)を十月に吸収合併すると発表している。合併を控え、日本精線社長には大同特殊鋼の近藤龍夫常務が6月末に就任することが決まっている。ステンレス鋼線業界は中国メーカーの台頭などで競争が激化しており、合併で生産効率を高めるとしている。
足元の業績、四季報では、好採算の液晶、半導体向け超精密フィルターが快走。鋼線も転嫁値上げ順調で営業再々増額。連続増配。08年3月期も金属繊維やPDP向け極細線など得意分野は需要高原。ただ、ニッケル急騰の鋼線へのはね返り懸念し、収益微増の慎重視だが、今期PER13倍台と割安水準。
大同特殊鋼の戦略上、日本精線の高株価政策は欠かせないだろう。
買い目標 700円 売り目標 1000円
2007年08月02日
大同特殊鋼系の日本精線は本格スタートを切る
posted by 長島和弘 at 16:55
| 大株主ウォチャー






