新和海運<9110>(東1)が、連日年初来高値を更新し、青空コースを歩んでいる。
先週13日、652円まで上昇し329万4000株の商いをこなした。この日、日経平均株価が176円安となるなか、3月27日につけた年初来高値626円を更新し騰勢を強めている。
安倍晋三首相が11日、中国の温家宝首相と会談し、日中経済閣僚会議の創設など、昨年10月の安倍首相と胡錦濤国家主席との間で合意した「戦略的互恵関係」について環境・エネルギー分野を中心に具体化することで一致したことがキッカケだ。
今回の日中の連携強化で、恩恵に授かる一番の業種は鉄鋼と見られている。なかでも新日本製鐵<5401>(東1)が最有力だが、直近3月高値900円の整理が進んでいないため、外堀を攻めながら時間を稼がざるを得ない状況だ。
そこで注目されるのが、新和海運となったわけである。同社株については、日本郵船<9101>(東1)が26.6%保有、新日鉄が13.1%保有する大株主となっている。郵船は言わずと知れた三菱系。昨年から三菱と新日鉄が関係を深めていることについては、周知の事実。新和海運は歴史的に中国との関係深いうえ、主力荷主の新日鉄向けが3割弱と新日鉄の第2上昇相場の火付け役となる素養は十分だ。
足元の業績、四季報では08年3月期予想1株利益が、新春号の48.1円→春号では61.7円に膨らむと予想を上方修正している。
2006年度(06/3/30〜07/3/30)のTOPIX構成銘柄の年間上昇率ランキングの4位に大平洋金属<5541>(東1)が入ったが、2007年度は新和海運が入る可能性大。
●参考まで過去の記事も参照されたし。
2007年04月13日
新和海運が年初来高値を更新、日中関連として注目
http://syoukenn.seesaa.net/article/38599767.html
2007年02月19日
日本金属が新値街道驀進
http://ookabunushi.seesaa.net/article/34103116.html
2006年12月22日
長島和弘の注目銘柄 新日鉄系の物色続く
http://syoukenn.seesaa.net/article/30043491.html
2006年11月14日
安倍首相の極秘会談にみるK氏関連銘柄 三菱系・新日鉄系物色の動きは続く 日本電工 は第二の大平洋金属になるか
http://ookabunushi.seesaa.net/article/27442380.html
2006年08月28日
三菱グループは敵対的TOBの駆け込み寺、三菱財閥復活と思える産業界の動き、三菱 商事の保有株は注目
http://ookabunushi.seesaa.net/article/22918427.html
2007年04月17日
新和海運が軟調地合のなか連日の年初来高値更新
posted by 長島和弘 at 16:55
| 大株主ウォチャー






