
5日の東京株式市場、日経平均株価の大引けは126円87銭安の9717円44銭と反落した。円相場が安定しNYダウが堅調だったことを受け、昨日に好決算銘柄や増額修正銘柄を中心に物色する展開となったが、特に業績予想を上方修正した主力株の上値の重たさが目立ちはじめ、全体的には手詰まり感が漂い方向感のない展開となった。また、岡田外相の訪米が中止になったことで対米関係の悪化も懸念され始めた。
東証1部市場、値上りは437銘柄、値下りは1110銘柄、変わらずは139銘柄。東証33業種別指数では、非鉄金属、パルプ・紙、石油・石炭、医薬品など21業種が上昇。一方、証券商品先物、銀行、金属製品、精密機器、食料品などは12業種が下落した。
225採用銘柄の値上りは48銘柄、値下りは168銘柄、変わらずは9銘柄。
225採用銘柄の値上り率上位は、電気化学工業<4061>(東1)、国際石油開発帝石<1605>(東1)、クラレ<3405>(東1)、日本精工<6471>(東1)、OKI<6703>(東1)。
225採用銘柄の値下り率上位は、三洋電機<6764>(東1)、協和発酵キリン<4151>(東1)、パナソニック電工<6991>(東1)、オリンパス<7733>(東1)、ユニチカ<3103>(東1)。
225採用銘柄の新高値銘柄は、11月入って3日間なし。
225採用銘柄の新安値銘柄は、三菱製紙<3864>(東1)1銘柄。
日経平均株価は、2日の安値9736円14銭を割り込み、一段と上値が重くなった。今期の大幅黒字転換を発表した日産自動車<7201>(東1)が、上げ幅を縮小する動きを見れば、上値を追うことに慎重にならざるを得ないだろう。
前週末30日に反発した分の手仕舞い売りが4日目の今日出たことも推測できる。当然、ここから意識されるのは、10月6日安値9628円67銭となる。目先は、自律反発をうかがう場面も想定されるが、225採用銘柄に新高値はなく、方向感のない展開が続くことが予想されることから、短期勝負的な物色にとどまる可能性が高まろう。
超目先では、信用売残が増加した銘柄の動きは注目されよう。






