
28日(水)の東京株式市場、日経平均株価は137円41銭安の1万0075円05銭と続落した。円相場がジリ高となったほか、アジア株安に加え、長期金利が1.42%と上昇したことから警戒感が強まり様子見気分が強まった。個別でも業績予想を上方修正した銘柄の上値が重くなるなど、全般は軟調な動きとなった。
東証1部市場で値上りは558銘柄、値下りは1008銘柄、変わらずは122銘柄。東証33業種のうち、医薬品、保険、電気・ガス、輸送用機器、倉庫運輸関連など8業種が上昇。不動産、海運、石油石炭製品、非鉄金属、鉄鋼など25業種が下落した。
225採用銘柄の値上りは45銘柄、同値下りは171銘柄、同変わらずは9銘柄。
225採用銘柄の値上り率上位は、ホンダ<7267>(東1)、静岡銀行<8355>(東1)、T&Dホールディングス<8795>(東1)、OKI<6703>(東1)、スカパーJSATホールディングス<9412>(東1)。
225採用銘柄の値下り率上位は、中央三井トラスト・ホールディングス<8309>(東1)、東京エレクトロン<8035>(東1)、アドバンテスト<6857>(東1)、ヤフー<4689>(東1)、フジクラ<5803>(東1)。
225採用銘柄の新高値は、ファーストリテイリング<9983>(東1)1銘柄。
225採用銘柄の新安値は、大林組<1802>(東1)、太平洋セメント<5233>(東1)、中部電力<9502>(東1)の3銘柄。
市場の関心事は、日経平均株価が1万円を死守出来るか否かというところ。1万円割れとなれば、目先は突っ込み警戒感から打診買いも入ると見られるが、長期金利の上昇は全般相場の重石として意識されよう。
野村ホールディングス<8604>(東1)が、本日発表した2009年4〜9月期の連結決算(米国会計基準)は、最終損益が391億円の黒字(前年同期は1494億円の赤字)に転換。7−9月では、純利益が277億円(前年同期は729億円の赤字)となった。市場で好材料出尽くしと判断すれば、東芝<6502>(東1)に続く動きとなり、市場のムードもかなり悪くなることが懸念される。
今後の市場の方向性がある程度決まる可能性が高まろう。
野村HDがいい動きを見せるようであれば、信用売残が増加した銘柄から買い戻し主導の動きが予想される。
●信用売残増加銘柄
日本航空<9205>(東1)、東芝<6502>(東1)、東邦銀行<8346>(東1)、三洋電機<6764>(東1)、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)、明電舎<6508>(東1)、長谷工コーポレーション<1808>(東1)、三菱自動車<7211>(東1)、シキボウ<3109>(東1)、JVC・ケンウッド・ホールディングス<6632>(東1)、三井松島産業<1518>(東1)、三菱商事<8058>(東1)、いすゞ自動車<7202>(東1)、アルプス電気<6770>(東1)、日本板硝子<5202>(東1)、ブラジル株式指数上場投信<1325>(東)、三井造船<7003>(東1)、大和証券グループ本社<8601>(東1)、東急不動産<8815>(東1)、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>(東1)。






