2009年10月22日

【相場の羅針盤】東芝と三洋電が続伸、環境・新エネルギー関連が息を吹き返すか?

 
相場の羅針盤


 22日の東京株式市場、日経平均株価は66円22銭安の1万0267円17銭と続落。NYダウが再び1万ドルを割り込んだことや、中国の7〜9月期のGDPが前年同期比で8.9%と市場予想を下回ったことを受け、一時173円73銭安の1万0159円66銭まで下落したが、市場は材料出尽くし感と受け止め下げ渋る動きとなった。
 
 東証1部市場で値上がりは527銘柄、値下がりは1020銘柄、変わらずは139銘柄。東証33業種で、ゴム製品、輸送用機器、建設、卸売、金属製品など7業種が上昇。一方、海運業、空運業、証券商品先物、銀行、鉱業など26業種が下落した。
 
 225採用銘柄の値上りは53銘柄、同値下りは162銘柄、同変わらずは10銘柄。
 
 225採用銘柄の値上り率上位は、三洋電機<6764>(東1)大成建設<1801>(東1)清水建設<1803>(東1)クラリオン<6796>(東1)東芝<6502>(東1)
 
 225採用銘柄の値下り率上位は、KDDI<9433>(東1)トレンドマイクロ<4704>(東1)JT<2914>(東1)NTTデータ<9613>(東1)日本軽金属<5701>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値は、東芝<6502>(東1)三菱商事<8058>(東1)ソフトバンク<9984>(東1)の3銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値は、なし。
 
 東芝<6502>(東1)は、22日付の日本経済新聞朝刊が「2009年4〜9月期の連結営業損益は10億〜20億円程度の黒字(前年同期は234億円の赤字)になったもようだ」と伝えたほか、CLSAが投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に格上げ、目標株価を380円から700円と大幅に引き上げたことを好感された。信用取組倍率も0.90倍と売り買い拮抗の好取組で、1億2891万5000株の商いで出来高トップ、売買代金でもトップと全員参加型となってきた。後は、この大船に乗るかどうかだけだろう。
 
 三洋電機<6764>(東1)は4日続伸。トヨタ自動車<7203>(東1)向けリチウムイオン電池供給、ハイブリッド車用電池の海外組み立て検討と連日材料を報じられたことが好感された。チャート的には、10月2日安値187円、16日安値193円と下値を確認し、13日高値221円を上回ったことで弾みが付いている。
 
 東芝、三洋電と環境・新エネルギー関連が息を吹き返す前兆とも思える動きとなっている。2010年3月期第2四半期決算の発表が始まり、今月30日あたりにピークを迎えるが、その間は個別物色が一段と強まると予想する。
posted by 長島和弘 at 18:11 | 大株主ウォチャー