
21日の東京株式市場、日経平均株価はNY株安も内需関連を中心に見直し買いが入り、物色意欲の旺盛な展開となり、日経平均の大引けは3円45銭安の1万0333円39銭と小反落にとどまった。
東証1部市場で値上りは755銘柄、値下りは769銘柄、変わらずは165銘柄。東証1部業種別指数で空運、海運、卸売、証券商品先物、倉庫・運輸など17業種が上昇。一方、不動産、パルプ・紙、非鉄金属、金属製品、サービスなど16業種が下落した
225採用銘柄の値上りは79銘柄、同値下りは127銘柄、同変わらずは19銘柄。
225採用銘柄の値上り率上位は、日本航空<9205>(東1)、日立造船<7004>(東1)、ファーストリテイリング<9983>(東1)、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>(東1)、アルプス電気<6770>(東1)。
225採用銘柄の値下り率上位は、太陽誘電<6976>(東1)、三井不動産<8801>(東1)、三井化学<4183>(東1)、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)、三菱地所<8802>(東1)。
225採用銘柄の新高値は、東芝<6502>(東1)、三菱電機<6503>(東1)、三菱商事<8058>(東1)、ファーストリテイリング<9983>(東1)、ソフトバンク<9984>(東1)の5銘柄。
225採用銘柄の新安値は、なし。
業績好調なファーストリテイリング<9983>(東1)がフリースの積極策を材料に3日ぶりに年初来高値を更新、携帯純増数2カ月連続首位などを見直されソフトバンク<9984>(東1)が約1カ月半ぶりに高値更新と、個人投資家好みの銘柄が上昇し投資マインドが改善された。また、東芝<6502>(東1)はフラッシュメモリー供給先の米アップルの好決算に続く、米半導体大手サンディスクの好決算発表とドイツ証券の目標株価引き上げで連日の高値更新、連れて三菱電機<6503>(東1)も高値更新、三菱商事<8058>(東1)が連日の高値で、他の商社株も追随と好循環買いが見られ、総じて物色意欲の旺盛な展開となった。
ファーストリテイリング<9983>(東1)は、原油高など逆風が吹いているが、逆に価格競争力のある勝ち組としての評価を高めている。また、原油高はコスト面の上昇から、原子力発電所建設を促すことになり東芝<6502>(東1)が買われるなど、ある意味自然の流れと受け止められよう。
今後も、相場の流れに変化が見られないか確かめるうえでも、ファーストリテと東芝の動向は、引き続き注目したい。一方、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などのメガバンクは、生活防衛関連的な銘柄が買われるケースでは、消費拡大は望めず倒産企業が増え、銀行経営に影響を及ぼすとの見方から下げ要因として働くため、注意深く見守る必要があろう。






