2009年05月14日

【相場の羅針盤】日経平均は大幅反落、国内関連のディフェンシブ性の強い好業績予想の銘柄を物色する動きが続く

相場の羅針盤

 14日(木)の東京株式市場、日経平均株価は246円76銭安の9093円73銭と大幅反落となった。米国株式市場のコピー相場の様相を呈してきた。バブル崩壊後に225採用銘柄が2000年4月24日に実施された大幅な日経平均株価構成銘柄の入れ替え(225の構成銘柄のうち30 銘柄採用,30 銘柄除外)で、輸出関連銘柄の比重が高まり、外為相場が円高に振れるとどうしてもマイナスに作用する。
 
 その稼ぎ頭、日経平均株価の中核であるトヨタ自動車<7203>(東1)が5日続落した。これは日経平均株価の先行きを暗示しているようなもの。トヨタ自動車が、次に意識されるのは、4月2日安値3390円ということになる。ここまで下落すると、単純に日経平均株価はその日の安値8449円87銭を意識せざるを得ないだろう。
  
 225採用銘柄の値上がり率上位は、コムシスホールディングス<1721>(東1)明電舎<6508>(東1)三菱レイヨン<3404>(東1)。そのほか、4位に今期営業利益が前年比12.2%増予想のエーザイ<4523>(東1)、6位に日本電信電話<9432>(東1)、8位に「ブラトップ」前年比3倍の販売目指すと伝えられたファーストリテイリング<9983>(東1)が顔を出しているが、ディフェンシブで買われた面が強い。

 また、新高値は電気化学工業<4061>(東1)と、日立造船<7004>(東1)のほか、上記のコムシスホールディングスと明電舎を含めた4銘柄。昨日高値更新の日産自動車<7201>(東1)は反落、トヨタが高値奪回となれば、切り返す動きも期待されようが、それまでは利益確定売りが続きそうだ。

 目先は、輸出関連を見送り、国内関連のディフェンシブ性の強い好業績予想の銘柄を物色する動きが続くと予想する。
posted by 長島和弘 at 18:55 | 大株主ウォチャー