
13日(水)の東京株式市場、日経平均株価は反発したが、外為相場が一時95円台後半に推移、日経平均株価の9500円が一段と目先高値といった感が強まり、輸出関連を中心に上値の重い動きが続きそうだ。
225採用銘柄の値上がり率上位は、今期最終損益の黒転を発表したオリンパス<7733>(東1)、今期大幅増益予想を発表したシチズンホールディングス<7762>(東1)、今期最終損益の黒転見予想を発表した凸版印刷<7911>(東1)と大幅業績回復が見込まれる銘柄が上位を占めた。
225採用銘柄の新高値は、上記のシチズンHD、凸版、今期赤字幅縮小見通しの日産自動車<7201>(東1)など10銘柄で出遅れ銘柄が買われたとの感が強まった。一方でトヨタ自動車<7203>(東1)が4日続落、下値支持線として意識される4月8日安値3630円を一時下回り3600円まで下げたことや、東芝<6502>(東1)が7日ぶりに反落したことは心理的に日経平均株価の上値を重くしただけでなく、相場の柱が不在の方向感のない展開に感じられた。
相場を先導する銘柄が存在しないとなれば、日経平均は良くてモミ合い、悪ければ下落基調と考えてもいいだろう。
今後、好算発表や好投資判断などに個別に反応するゲリラ戦的な相場展開が続くと予想する。
特に今注目すべきは、フィデリティ投信が新規取得、或いは買い増した銘柄の上昇が目立っていることだろう。
今週11日、今期純利益の大幅増益予想を好感された日本合成化学工業<4201>(東1)と、野村證券の投資判断格上げでダイセル化学工業<4202>(東1)が高値更新、前日12日は、パーク24<4666>(東1)や、ブイ・テクノロジー<7717>(東マ)などが物色されたが、本日は、ダイセル化学、パーク24、ブイ・テクノロジーのほか、酉島製作所<6363>(東1)が、2ケタ増益予想を好感され、4月13日につけた年初来高値を更新するなど、目が離せない状況となっている。
まだ、高値を更新していないところでは、5月12日受付の大量保有報告書で新規に5.03%取得したことが分かったカッパ・クリエイト<7421>(東1)、同日受付の同報告書で8.47%と保有株を2.18%増やした西松屋チェーン<7545>(東1)などが動意付き、市場の関心が集まっており、今後も同投信の動向に注目したい。





