2009年05月12日

【相場の羅針盤】日経平均は6日ぶりに反落、円高・原料安メリットの国内関連銘柄などを物色する動きへ

相場の羅針盤

 12日(火)の東京株式市場、日経平均株価は6日ぶりに反落。米国株安、外為相場が97円前半に推移など、外部環境を嫌気したほか、トヨタ自動車<7203>(東1)が今期業績予想の発表後、冴えない展開となったことなどから、相場全体を盛り上げようとの積極姿勢が後退した。
 
 225採用銘柄の値上がり率上位は、野村證券が投資判断を「2」から「1」に格上げした旭硝子<5201>(東1)、クレディ・スイス証券が投資判断を2段階格上げした三洋電機<6764>(東1)、円高進行で王子製紙<3861>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値は12銘柄で、旭硝子、三洋電機のほか、今3月期営業利益前年比17%増益見込みの旭化成<3407>(東1)、中国で低価格エアコンを家庭向けに販売すると伝えられたダイキン工業<6367>(東1)などにとどまり、個別物色の色彩が色濃くなった。
 
 特に、昨日の日経平均株価9500円タッチの立役者東芝<6502>(東1)は、プーチン首相訪日でロシア関連人気から22円高の409円まで買われたが、1円高の388円と上げ幅を縮小し全般相場は方向感を失った。
 
 外部環境が、外為相場で1ドル97円台前半に推移する動きなどや、原油先物の上げ一服から、円高・原料安メリットの国内関連銘柄などを物色する動きが強まろう。
posted by 長島和弘 at 18:00 | 大株主ウォチャー