
8日(金)の東京株式市場、日経平均株価は4日続伸。全般相場の重しとなっていた、米金融機関の健全性を審査する資産査定(ストレステスト)の結果が明らかになり、想定の範囲内との受け止め方から、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)をはじめとした三大メガバンクを中心に、銀行株セクターが買われ全般相場に買い安心感を呼ぶ込む格好となった。
トヨタ自動車<7203>(東1)、ホンダ<7267>(東1)など主力の自動車メーカーは利益確定売りで反落したが、225採用銘柄の新高値は40銘柄を数えた。
ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)が連日の上場来高値更新、荏原<6361>(東1)が連日の年初以来高値となる動きから、環境・エネルギー関連銘柄は好循環買いとなっている。
太陽電池関連の積水ハウス<1928>(東1)が4日続伸で連日の年初来高値更新、太陽電池向け素材の研究開発に本格着手のクラレ<13405>(東1)や、接着剤で新エネ開拓の電気化学工業<4061>(東1)が今期大幅増益見通しを発表し高値を更新したほか、仏でNAS電池を大型受注と伝えられた日本ガイシ<5333>(東1)が一時高値を更新するなど、多少相場がブレることがあっても、環境・エネルギー関連銘柄を物色する動きに衰えは見られない。
木村化工機<6378>(東1)が4月22日につけた年初来高値を更新したが、高値を更新していない原発関連の225採用銘柄に出遅れ感が指摘されよう。日本製鋼所<5631>(東1)はクレディ・スイス証券が投資判断を新規「強気」、目標株価を1400円したことや、ロシア企業が買収しようとし、日本が官民挙げての防衛策で阻止と報じられたことで上値追いを鮮明にしたが、1月7日の年初来高値まで160円ほど上値余地がある。東芝<6502>(東1)も1月7日の年初来高値まで80円ほど上値余地があり、妙味が増すと考えられる。
日経平均株価9000円乗せで、投資家心理はかなり好転し環境・エネルギー関連を物色する動きは広がりを見せると予想する。






