2009年11月10日

【相場の羅針盤】コマツが高値更新、日経平均は1万円が上値として意識

 
相場の羅針盤


 10日の東京株式市場、日経平均株価は3日続伸。米国株NYダウの大幅4日続伸を映し、先物主導で一時170円47銭高の9979円46銭まで上昇したが、アジア株式相場の伸び悩む動きから、上げ幅を徐々に縮小し大引けは61円74銭高の9870円73銭となった。
 
 東証1部市場、値上りは854銘柄(前場は1177銘柄)、値下りは1045銘柄(前場は359銘柄)、変わらずは110銘柄。東証33業種別指数では、不動産、証券・商品先物、その他金融、銀行、鉄鋼、建設など17業種(前場は32業種)が上昇。一方、保険、輸送用機器、情報・通信、その他製品、電気・ガスなど16業種(前場は空運のみ)が下落した。

 225採用銘柄の値上りは123銘柄、値下りは89銘柄、変わらずは13銘柄。

 225採用銘柄の値上り率上位は、太陽誘電<6976>(東1)日本板硝子<5202>(東1)ファーストリテイリング<9983>(東1)JT<2914>(東1)カシオ計算機<6952>(東1)

 225採用銘柄の値下り率上位は、トレンドマイクロ<4704>(東1)三洋電機<6764>(東1)いすゞ自動車<7202>(東1)三菱電機<6503>(東1)NEC<6701>(東1)

 225採用銘柄の新高値銘柄は、コマツ<6301>(東1)オリンパス<7733>(東1)ファーストリテイリング<9983>(東1)の3銘柄。

 225採用銘柄の新安値銘柄は、全日本空輸<9202>(東1)東京電力<9501>(東1)関西電力<9503>(東1)大阪ガス<9532>(東1)の4銘柄。
 
 米国市場が大幅4日続伸となるなか、東京市場は日経平均株価が上げ幅を縮小、値上がり銘柄も減少し上値が重かった。輸出関連では、トヨタ自動車<7203>(東1)が4日続落となる全般相場のムードを悪くした。輸出関連で買われたのは、下値に届いたため、投資判断を格上げされた太陽誘電<6976>(東1)カシオ計算機<6952>(東1)のほかは、オリンパス<7733>(東1)ぐらい。
 目先は、オバマ大統領と鳩山首相の会談を見守り、基本的には戻り売り基調といえよう。今日の動きで見る限り、1万円が心理的な上値として意識された感が強い。外部環境がよければ、1万200円フシまでと見るのが妥当だろう。
 
 個別では、コマツ<6301>(東1)が高値更新となったことで、出遅れの資源関連関連を物色する動きが強まりそうだ。
posted by 長島和弘 at 17:16 | 大株主ウォチャー

2009年11月09日

【相場の羅針盤】資源株買いが下支えし日経平均は小幅続伸、全般は軟調に推移

 
相場の羅針盤


 9日の東京株式市場、日経平均株価は小幅続伸。外為相場で円が再び1ドル89円台の円高となったため、一時57円76銭安の9731円59銭まで下押する場面も見られたが、1ドル90円台に転じて円高一服となったことを受け、56円55銭高の9845円90銭まで上昇、その後は戻り待ちの売りに押され、大引けは19円64銭高の9808円99銭となった。前週末に続き、TOPIXは3.34ポイント下落と続落し全般は軟調に推移し方向感のない展開となった。

 東証1部市場、値上りは516銘柄、値下りは1045銘柄、変わらずは127銘柄。東証33業種別指数では、保険、非鉄金属、ガラス・土石、機械、サービスなど8業種が上昇。一方、空運、繊維、電力・ガス、その他製品、石油・石炭など25業種が下落した。

 225採用銘柄の値上りは82銘柄、値下りは137銘柄、変わらずは6銘柄。

 225採用銘柄の値上り率上位は、三井住友海上グループホールディングス<8725>(東1)クボタ<6326>(東1)シチズンホールディングス<7762>(東1)古河電気工業<5801>(東1)ミネベア<6479>(東1)

 225採用銘柄の値下り率上位は、東レ<3402>(東1)太陽誘電<6976>(東1)クレディセゾン<8253>(東1)三菱レイヨン<3404>(東1)凸版印刷<7911>(東1)

 225採用銘柄の新高値銘柄は、11月に入りゼロ更新中。

 225採用銘柄の新安値銘柄は、三菱製紙<3864>(東1)日本郵船<9101>(東1)全日本空輸<9202>(東1)NTTドコモ<9437>(東1)東京電力<9501>(東1)の5銘柄。
 
 東証1部市場でも新高値は8銘柄、新安値は69銘柄と、下落基調を強める銘柄が増えている。東証1部市場の6割は下落しTOPIXがマイナス。増額修正した銘柄で、キリンホールディングス<2503>(東1)や、太陽誘電<6976>(東1)などが下落し、上値の重たさが目立ってきた。
 
 一方で騰勢を強め、日経平均株価を下支えしたのが、業績予想を上方修正した損保株などを除けば、住友金属鉱山<5713>(東1)や、コマツ<6301>(東1)日立建機<6305>(東1)など、金相場の上昇に絡んだ銘柄。
 
 全般は、「日米関係の悪化を懸念」から主力株中心に売り、「米国の低金利・代替投資として金の魅力が高まり」資源株買いとハッキリとした動きを見せている。
 
 その間隙を縫って、好業績で上値にシコリの少ない川田テクノロジーズ<3443>(東1)が、株式移転後の高値を更新するなど、需給面が良好な銘柄を選別物色している。
 
 少なくともオバマ大統領と鳩山首相との会談が予定される13日までは、全般相場の流れは大きく変わらないだろう。
posted by 長島和弘 at 17:30 | 大株主ウォチャー

2009年11月06日

【相場の羅針盤】日経平均は反発したが上値は重い、鳩山政権の判断に要警戒

 
相場の羅針盤


 週末6日の東京株式市場、日経平均株価は反発、一時132円28銭高の9849円72銭まで上昇する場面も見られたが、戻り待ちの売りに押され、大引けは71円91銭高の9789円35円となった。円相場が安定しNYダウが大幅続伸で1万ドル回復となったことを受け、昨日に好決算銘柄や増額修正銘柄を中心に物色する展開となったが、TOPIXは0.95ポイント下落と全般は軟調に推移し個別物色が色濃くなった。

 東証1部市場、値上りは453銘柄、値下りは1115銘柄、変わらずは118銘柄。東証33業種別指数では、ガラス・土石、精密機器、電気機器、その他製品、鉄鋼など11業種が上昇。半面、ゴム製品、不動産、保険、陸運、空運など22業種が下落した。

 225採用銘柄の値上りは114銘柄、値下りは96銘柄、変わらずは15銘柄。

 225採用銘柄の値上り率上位は、NEC<6701>(東1)パイオニア<6773>(東1)サッポロホールディングス<2501>(東1)旭硝子<5201>(東1)三井金属<5706>(東1)

 225採用銘柄の値下り率上位は、T&Dホールディングス<8795>(東1)ミツミ電機<6767>(東1)住友不動産<8830>(東1)太平洋セメント<5233>(東1)東日本旅客鉄道<9020>(東1)

 225採用銘柄の新高値銘柄は、11月に入りこの1週間ゼロ更新中。

 225採用銘柄の新安値銘柄は、全日本空輸<9202>(東1)NTTドコモ<9437>(東1)東京電力<9501>(東1)の3銘柄。
 
 今期の大幅黒字転換を発表した日産自動車<7201>(東1)が、5日(木)に上げ幅を縮小する動きに続き、赤字縮小決算の反応が注目されたトヨタ自動車<7203>(東1)が、6日(金)に小高い場面が見られたものの、戻り待ちの売りに押され下げに転じる動きや、長期金利が1.45%と上昇していることから、全般相場の上値は重く、225採用銘柄で新高値ゼロと相場の牽引役が見当たらず、方向感のない展開が続いている。
 
 東証1部市場の約3割は下落しTOPIXがマイナス。週末控えに加え、日本時間6日夜に発表される10月の米雇用統計の結果を見極めたいとの様子見気分が強まったとの見方もある。もっと重大なことは、日米関係の悪化を懸念されたことから、積極的な外国人買いが見られないことだ。普天間問題など年内決着が米国の考え通りに進まない場合、日本の株式市場は国際市場から一人取り残される可能性もある。
 
 既に米国は警戒信号を送っている。「日立製作所<6501>(東1)東芝<6502>(東1)ソニー<6758>(東1)の3社が、米国での光ディスク駆動装置事業で独占禁止法に違反している可能性があるとして、同国司法省から調査に協力するよう求められていることが10月26日、分かった」と報じられていることを鑑みれば分かるだろう。
 
 米国の保護のもとに、日本経済のみならず国家の安全も成り立っていることを忘れてはなるまい。警戒すべきは、民主党鳩山政権が判断を誤ることだろう。
 
 個別では、フォスター電機<6794>(東1)のような、業績好調の小型株を物色する動きが強まりそうだ。
posted by 長島和弘 at 16:56 | 大株主ウォチャー

2009年11月05日

【相場の羅針盤】日経平均は反落、10月6日安値を意識した動きに

 
相場の羅針盤


 5日の東京株式市場、日経平均株価の大引けは126円87銭安の9717円44銭と反落した。円相場が安定しNYダウが堅調だったことを受け、昨日に好決算銘柄や増額修正銘柄を中心に物色する展開となったが、特に業績予想を上方修正した主力株の上値の重たさが目立ちはじめ、全体的には手詰まり感が漂い方向感のない展開となった。また、岡田外相の訪米が中止になったことで対米関係の悪化も懸念され始めた。

 東証1部市場、値上りは437銘柄、値下りは1110銘柄、変わらずは139銘柄。東証33業種別指数では、非鉄金属、パルプ・紙、石油・石炭、医薬品など21業種が上昇。一方、証券商品先物、銀行、金属製品、精密機器、食料品などは12業種が下落した。

 225採用銘柄の値上りは48銘柄、値下りは168銘柄、変わらずは9銘柄。

 225採用銘柄の値上り率上位は、電気化学工業<4061>(東1)国際石油開発帝石<1605>(東1)クラレ<3405>(東1)日本精工<6471>(東1)OKI<6703>(東1)

 225採用銘柄の値下り率上位は、三洋電機<6764>(東1)協和発酵キリン<4151>(東1)パナソニック電工<6991>(東1)オリンパス<7733>(東1)ユニチカ<3103>(東1)

 225採用銘柄の新高値銘柄は、11月入って3日間なし。

 225採用銘柄の新安値銘柄は、三菱製紙<3864>(東1)1銘柄。

 日経平均株価は、2日の安値9736円14銭を割り込み、一段と上値が重くなった。今期の大幅黒字転換を発表した日産自動車<7201>(東1)が、上げ幅を縮小する動きを見れば、上値を追うことに慎重にならざるを得ないだろう。
 前週末30日に反発した分の手仕舞い売りが4日目の今日出たことも推測できる。当然、ここから意識されるのは、10月6日安値9628円67銭となる。目先は、自律反発をうかがう場面も想定されるが、225採用銘柄に新高値はなく、方向感のない展開が続くことが予想されることから、短期勝負的な物色にとどまる可能性が高まろう。
 
 超目先では、信用売残が増加した銘柄の動きは注目されよう。
posted by 長島和弘 at 17:34 | 大株主ウォチャー

2009年11月04日

【相場の羅針盤】日経平均は反発、方向感なく個別物色強まる

 
相場の羅針盤


 4日の東京株式市場、日経平均株価の大引けは41円36銭高の9844円31銭と反発した。米国で発表された供給管理協会(ISM)の製造業景況指数が予想以上に改善したことで、米国株が反発に転じたことや、原油や金など商品相場の上昇を好感された。

 東証1部上場1688銘柄の中で値上がり銘柄数は733、値下がりは810、変わらずは144。東証33業種別指数では、非鉄金属、パルプ・紙、石油・石炭、医薬品など21業種が上昇。一方、証券商品先物、銀行、金属製品、精密機器、食料品などは12業種が下落した。

 東証1部市場、値上がりは733銘柄、値下がりは830銘柄、変わらずは144銘柄。

 225採用銘柄の値上がりは114銘柄、値下がりは93銘柄、変わらずは18銘柄。

 225採用銘柄の値上り率上位は、古河機械金属<5715>(東1)日本製鋼所<5631>(東1)古河電気工業<5801>(東1)住友大阪セメント<5232>(東1)東邦亜鉛<5707>(東1)

 225採用銘柄の値下り率上位は、丸井グループ<8252>(東1)クレディセゾン<8253>(東1)三洋電機<6764>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)横河電機<6841>(東1)

 225採用銘柄の新高値銘柄は、11月入って2日間なしが続いている。

 225採用銘柄の新安値銘柄は、大林組<1802>(東1)太平洋セメント<5233>(東1)の2銘柄。

 日経平均株価は、一時35円04銭安の9767円91銭まで下落したが、9800円割れが目先の下値との意識が強く働いた感はある。ただ、2日に225採用銘柄の値上り率上位に入っていた丸井グループ<8252>(東1)クレディセゾン<8253>(東1)が値下り率上位に入るなどしており、全般は乱高下する展開が続くと予想する。通期利益予想を増額、野村証券が投資判断を格上げした日本製鋼所<5631>(東1)がストップ高と買われたが、株価の位置が下値に達した銘柄においてはリバウンド幅を拡大する動きを見せている。住友大阪セメント<5232>(東1)が物色されたのもそのいい例となろう。月次好調のファーストリテイリング<9983>(東1)も野村証券をはじめとした目標株価引き上げで反発しているが、225採用銘柄も個別物色の範疇といった感が強く、方向感のない展開となっている。
 
 強いて突破口を見出すとすれば、水処理関連か。3日付の日刊工業新聞が「日本の水処理膜メーカーが海外大型案件の受注獲得が相次いでいる。東レ<3402>(東1)は1日の水供給量が10万トンを超える海水淡水化プラント2件の受注を確実にした。旭化成<3407>(東1)は中国で大規模浄水場からの受注が確定。2009年に日本メーカーの膜の採用が決まった同10万トン以上の海外大型案件は10件となる。水処理の世界市場で、日本勢は大型案件で受注を伸ばし底力を見せている」と報じたほか、同日付の日本経済新聞朝刊が「酉島製作所<6363>(東1)はアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ水・電気省から送水場の建設を受注した」と伝わり、年初来高値をうかがう動きとなっており、原油高の延長線上でも水処理関連が見直されると予想する。
posted by 長島和弘 at 17:08 | 大株主ウォチャー

2009年11月02日

【相場の羅針盤】日経平均は大幅反落、ミクシィが高値更新

 
相場の羅針盤


 2日の東京株式市場、日経平均株価の大引けは231円79銭安の9802円95銭と大幅反落。30日の米国株式市場、米景気に対する不透明感を背景とした売りが優勢となり、ダウ工業株30種平均は前日比249ドル85セント安の9712ドル73セントと急反落、CITグループが1日、米連邦破産法に基づく会社更生手続きの適用を申請したと発表、円相場が一時1ドル=89円台まで上昇したことを嫌気され売り先行となった。一方で、規制緩和を検討する伝えられ、消費者金融株が軒並み上昇。

 東証1部業種別では、その他金融業、電気・ガス業、食料品の3業種が上昇。空運業、ゴム製品、石油石炭製品、不動産業、非鉄金属など30業種が下落。

 東証1部市場、値上がりは473銘柄、値下がりは1087銘柄、変わらずは122銘柄。

 225採用銘柄の値上がりは22銘柄、値下がりは199銘柄、変わらずは4銘柄。

 225採用銘柄の値上り率上位は、クレディセゾン<8253>(東1)丸井グループ<8252>(東1)中部電力<9502>(東1)新生銀行<8303>(東1)日本軽金属<5701>(東1)

 225採用銘柄の値下り率上位は、三井不動産<8801>(東1)横浜ゴム<5101>(東1)アルプス電気力<6770>(東1)東ソー<4042>(東1)新日鉱ホールディングス<5016>(東1)

 225採用銘柄の新高値銘柄は、なし。

 225採用銘柄の新安値銘柄は、大林組<1802>(東1)三菱製紙<3864>(東1)2銘柄。

 日経平均株価は、9736円14銭まで下げ、10月6日安値9628円67銭に迫る9800円割れの下値ゾーンに入り、9月中間期業績予想を上方修正した銘柄から下げ渋る動きに。目先は、9600円処を下値とした神経質な相場展開を想定。外部環境好転も、輸出関連の上値は重くなることが予想される。そのような中、ミクシィ<2121>(東マ)が高値更新、今4月期業績予想を上方修正したクックパッド<2193>(東マ)が3日ぶりに急反発するなど、好業績の新興銘柄を物色する動きがみられ、ファーストリテイリング<9983>(東1)も目先下げ止った感もあり、外部環境を睨みながら値動きのいい国内関連を個別に物色する動きが強まると予想する。
posted by 長島和弘 at 21:06 | 大株主ウォチャー

2009年10月30日

【相場の羅針盤】日経平均はモミ合いへ、ソニーとオリンパスが高値更新

 
相場の羅針盤


 週末30日(金)の東京株式市場、日経平均株価の大引けは、143円64銭高の1万0034円74銭と1万円の大台割れを1日で回復し4日ぶりに反発した。米国のGDP(国内総生産)回復、米国株の大幅反発、商品市況の上昇や、朝方発表され日本の失業率改善を好感されたほか、香港などアジア株式市場の上昇も下支えした。
 
 東証1部市場で値上りは1125銘柄、値下りは436銘柄、変わらずは121銘柄。東証33業種別指数では、精密機器、鉄鋼、ゴム製品、卸売り、不動産など30業種が上昇。その他製品、食料品、パルプ・紙の3業種が下落した。
 
 225採用銘柄の値上りは169銘柄、同値下りは44銘柄、同変わらずは12銘柄。
 
 225採用銘柄の値上り率上位は、オリンパス<7733>(東1)日清紡ホールディングス<3105>(東1)パイオニア<6773>(東1)TDK<6762>(東1)昭和電工<4004>(東1)
 
 225採用銘柄の値下り率上位は、住友信託銀行<8403>(東1)NTN<6472>(東1)明電舎<6508>(東1)JT<2914>(東1)大阪ガス<9532>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値は、ソニー<6758>(東1)オリンパス<7733>(東1)の2銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値は、なし。
 
 オリンパス<7733>(東1)が業績拡大予想に投資判断の引き上げが加わり225採用銘柄の値上がり率トップで年初来高値を更新。ソニー<6758>(東1)が決算発表を前に期待先行で2カ月半ぶりに年初来高値を更新するなど、久々にいい動きを見せる銘柄が出てきた。
 
 ただ、全般相場は米国株高などに連れ高といった感が強い。ホンダ<7267>(東1)は、業績予想を増額も28日に3000円乗せとならなかったことから、戻り待ちの売りが上値を抑え続落となるなど、全般は上値は重いといった感が強い。日経平均は、23日までは日経平均の1万500円が上値のカベとして意識されたが、月末にきてカベは低くなり1万400円(26日高値1万0397円69銭)が新たな上値のカベとして意識されることに。また、下値は29日安値9850円12銭を意識することに。ある意味、11月は煮詰まり感が出ることも想定されるが、ソニー<6758>(東1)と、オリンパス<7733>(東1)だけでは、力不足は否めない。全般は、外部環境に左右されモミ合いが続き、業績予想の増額や投資判断の格上げなどを材料視する個別物色の色彩が強まると予想する。
posted by 長島和弘 at 18:07 | 大株主ウォチャー

2009年10月29日

【相場の羅針盤】日経平均は大幅3日続落、三洋電機など材料性のある低位株に注目

 
相場の羅針盤


 29日(木)の東京株式市場、米国株安、ドル安・円高を受けて終始軟調展開となり、日経平均株価は183円95銭安の9891円10銭と大幅3日続落。10月9日以来の1万円割れとなった。
 
 東証1部市場で値上りは426銘柄、値下りは1162銘柄、変わらずは100銘柄。東証33業種では、銀行、空運、保険、不動産、証券の5業種が値上がりし、ゴム製品、鉱業、ガラス・土石、非鉄金属、機械など18業種は値下がりした。
 
 225採用銘柄の値上りは38銘柄、同値下りは179銘柄、同変わらずは8銘柄。
 
 225採用銘柄の値上り率上位は、りそなホールディングス<8308>(東1)三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)三井住友海上グループホールディングス<8725>(東1)資生堂<4911>(東1)
 
 225採用銘柄の値下り率上位は、日野自動車<7205>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)横河電機<6841>(東1)日本板硝子<5202>(東1)日産化学工業<4021>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値は、なし。
 
 225採用銘柄の新安値は、大林組<1802>(東1)太平洋セメント<5233>(東1)日本郵船<9101>(東1)の3銘柄。
 
 みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などメガバンクが目先の下値水準から切り返す動きとなったほか、野村ホールディングス<8604>(東1)が小幅ながら続伸となったことで、目先は日経平均株価の1万円割れで突っ込み警戒感が出たほか、明日は月末でドレッシング買いが入るとの観測から、下げ止まり感が出たところから打診買いも見られた。
 
 ただ、赤字縮小観測が伝わったトヨタ自動車<7203>(東1)や、通期営業損益の黒字修正を発表した新日本製鐵<5401>(東1)が小安くなるなど、主力株の上値の重たさが目立った。
 
 明日は、下値に届いた感がある三洋電機<6764>(東1)など、材料性のある低位株を個別に物色する動きを予想する。
posted by 長島和弘 at 18:28 | 大株主ウォチャー